AAC社GPB等、生成AI導入に向けた組織改革
生成AIの業務活用の中で、技術伝承、技能伝承等、情報共有を目
的としたユースケースに活用する場合、会社組織もそれに応じた組
織に変えた方が円滑に進むと思われます。
プロジェクト体制は以下が望ましいと思われます。
1 要件定義チーム
使用場面を社内で協議して、どんな場面で、どんな質問や相
談をして、どんな回答を期待するのか、その為にはどんなデ
ータを学習させておく必要があるかを整理し、関係者でも共有
して認識を合わせます。
作業としては、これら文書とプロンプトを整理しますが、はっき
りわからない場合は、GPBを使いながら不足データを発見す
ることも可能です。
スキル要件からして、このメンバーは後述する評価チームも
兼務した方が円滑に進むと考えます。
2 開発チーム
使用する製品や技術に応じて、実行環境を構築出来る技術者
を集めます。
3 審査チーム
学習させるデータの妥当性を審査します。
4 学習チーム
審査で合格したデータをGPB等に学習させます。
5 実行チーム
事前にプロンプト一覧を確認し、GPB等を実行し、回答と判定を
整理し、実行結果一覧とします。
場合によっては備考欄も記入します。
6 評価チーム
実行結果一覧を判定別に集計し、総合評価を行います。
上記のような役割とメンバーを決めて組織や体制を作ります。
