AAC社GPBによるのPLM活用全体最適(AACDXPLM)
はじめに
PLMは部分最適PLMが多いですが、弊社生成AIツール”GPB”
を使ってAACDXPLMの全体最適を図ります。
例えば、量産品の品番を指定して、商品企画、CAD設計、部品
調達、生産技術、物流、販売、保守、再利用・廃棄の面で問題
が潜んでないか等の全体を俯瞰した設計について回答を判断
して潜在している問題点を早期に発見して、部品調達以降の後
工程の問題点をフロントローディングして設計にフィードバックす
るという流れを実現します。
ここでは、今後幅広い情報が必要になりますが、製造業の生成
AI活用について展開して参ります。
先ずは、AACDX概念図です。

次にGPB概念図です。
ここでGPBの実行例を示します。
現在PDMの情報を事前学習させており、BOMツリーは含んでい
ませんが、その状態ですと、GPBの実行結果は以下のようにな
りました。
質問には
AACPART001のBOMツリーはCAD設計、調達、生産技術の
面で問題ないですか?
とし、以下は3つのLLMの回答です。
空欄部分はLLMの名前(バージョン含む)です。
現在の学習データにはPDMの情報は入っていますが、BOMツリ
ーの情報が入っていないので、質問に対する回答はいずれも見
当たらないと言っています。

この後、質問の回答に必要な社内情報を追加で学習させます。
既存システムに足りない場合は、そもそも既存システムの設計ミス
である場合もあるので、既存システムの見直しも検討します。
